14日土曜日の作業場では、久し振りの若手大工の墨付け刻み作業で賑わっておりました。その内容は個別写真と説明文で補わせて頂きます。
岩泉町の大改修工事の外周部用の構造補強材の墨付けを定年退職した熟練棟梁が若手大工を指導しながら墨付けしていました。
上部の屋根構造が存在している下に組み込む構造体なので、単純な墨付けではなく、上部構造を考慮した建て込みやすい内容が要求されています。
宮古の建て方材で手刻みが必要な部分があるので、応援で刻んでいました。
金輪継ぎで超ロングの長い梁が出来ています。
手鉋も掛けながら、整えます。
丸柱も必要との事で、急ぎ車椅子大工が墨付けしていました。
車椅子大工とうち合わせて若手が刻んでいきます。
最後は若手大工が皆で協力して磨いて仕上げたそうです。