既存建物が残されたここに引っ越してきて、古い既存建物を使い続けていますが、倒壊してしまう寸前の部分に気が付いて青ざめる事も少なくはありません。こうした時に手早く直ぐに対処出来る大工と云う職人の凄みに接した昨日の事でした。
基礎がこんなに傾いて倒れていました。
辛うじて支えが効いている前柱側が動いてしまわぬように固め込んでいます。
建物全体を持ち支えるための受け梁を入れて補強柱を立て込みます。
ジャッキアップするときの軋み音に万が一の時の怖さを感じます。
補強柱の準備は取り置いた古材からやってきます。この作業の連携も見応えありました。
こうして柱を増やしながら支えます。
この下に出入りしていたので、人が居る時に崩れたらとんでもない事でした。直してくれた面々に感謝です。
取り合えずの補強が出来たので、今度は箱基礎を新たに造って支えようと思います。