先日調査した、鉈屋町の旧和田酒店の改修工事に先立って既存構造の模型を作っています。普段はここまで作ることは無いのですが、今回は店舗になるし地下の石積も見せる仕上がりなので、基礎補強の計画性がとても大切です。

地下室の石積が北上川の船着き場との由来があるそうです。

かなり頑丈な木組みです。流石明治初期ごろの地域の木組みは立派です。

寄棟屋根の加工はある程度想定です。

地下室と上部構造の関係性が見える模型です。これがあると、基礎補強や木組みの組み換えなどの計画が成り立ちます。

時間差での車いす大工大和田からのメールが毎朝届いています。車いすハンドボール世界大会も最終章に入りチリ戦を勝って世界大会５位入賞で終えたそうです。日本上空が荒れて心配な状況なので、無事の帰国を祈り待ちお祝いしてあげたいですね。皆様応援ありがとうございました。仕合をライブ観戦していると、車いすに乗ったまま倒れた相手選手を自分の車いすのタイヤを手掛けにする姿で助けてあげるんですよね。世界中がこのように助け合える世の中になればいいですね。