昨日の日記の続きで、完成見学会の写真です。
見学会開始前にはこうして皆でお掃除するのが恒例です。でもカメラを構えると、日記ネタにされるので、避ける様に逃げるのですが、それが逆にネタになるのです。
車椅子大工の手入れした再生キッチンです。内部は琺瑯製なので、磨くと綺麗になるし、色んな棚駕籠が付いているので便利です。なんでも直ぐに使い捨ての世の中なので、古いものを直してまた使える様にすることで、ゴミを削減して、費用的にもサプライズ出来る良さを感じます。
ブーメンラン曲がり板を連結させて仕上げた丸テーブルです。写真は上蓋を載せた状態です。
次に上蓋を外したところです。外した蓋の置き場所も確保されています。子供体の遊び場にもなりそうですが、縮杢の表情を見れるので、自然の中でこの木がどんな育ち方をしてきたかを学べる場所にもなります。
格子建具は奥様からの特注ご依頼でした。そうしたご要望も承ります。
通常は白い壁になるだけなのですが、時としてこうした棚壁に造れるのも木の板を所有し、手道具を扱う大工職人が居る当社の良さだと思います。