2019.03.09 11:32
小屋修復
昨日の続きですが、小屋造りは屋根葺きまで完了しました。
自社施工ならでは、現場端材をゴミとして捨てずに保管していたので、この様な工事の際に役立てることが出来たので、施主施工者共にコストメリットがあります。
丸垂木が昔ながらの雰囲気になります。これもまた解体時の取り置きの再生利用です。
2019.03.08 09:13
小屋修復
以前あった小屋を、隣地のビルの修繕工事の為に撤去したところに同様に修復する工事をご依頼いただきました。1畳の小さな小屋ではありますが、満タンのオイルタンクの移動やら、その場で考えながら行う位置だしなど、大工教本には無い知恵を使う仕事なので、若手を連れて私も一緒に立ち合いました。荷物を運び、灯油の抜き取りをしている20代の大工に、「自分の仕事をしながらでも、先輩の大工さんが今何をしているのかを、横目で時折見るんだぞー」と云わんでもの言葉を掛けて勉強の機会を共に得てきました。
400リッター満タンのタンクからの灯油の抜き取りをしないと、とても動かせません。本来は現場監督の段取り仕事なのが世の中の常識ではありますが、こうした事が必要と学んだ二人です。しかも、今もまだ暖房を使用しているので、直ぐに使える様に戻す気使いに関しても教えることが出来ました。
大切な記念樹の養生これもまた、本来は現場段取りする側の仕事なのですが、自社施工の会社故に、職人が一つの気持ちで守ろうとする心を養う勉強体験となりました。口では伝えられないものだよなーと私も立ち会って良かったと思いました。
皆の力を合わせて頑張りの移動です。たった1畳の工事に5人が何故必要かといったところです。
必ず水平器で移動後の設置状態を確認します。
束石を埋めるにも位置出しが重要ですが、「バカ棒」を準備してその墨のつけ方が今後の若手には勉強となったと思います。
その後テキパキと工事は進み、古いブロックを敷き込んだ土間も出来て、棟も上がりました。
2019.01.03 15:22
年始は7日
大変お世話になっております。杢創舎の年始は7日からなので、現場便りは8日かから新たに書かせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
2018.08.15 13:45
断熱工事
杢創舎の壁断熱はGW200~220mmの充填と外断熱の併用です。
内部の柱間に100mm~120mm充填して防湿シートで包みます。構造体外部を更に100mmで被い込み、透湿防風シートで包み通気層を設けてから外壁を張り込みます。これにより、構造躯体や金物の熱橋を防ぎ壁内結露を起こさない様に考えられているのです。以前は、断熱と云う考え方が疎かにされていた時代が長く存在しましたから、古い住宅には断熱工事が施されずに冬寒くて凍える住まいが多く、家を建て替えようと思う理由の大半が寒い為となりました。住宅金融公庫仕様で幾らか断熱という考え方が広まり、国が色々な断熱基準を定める度に、その基準を満たさない古い性能の家が増えて、遅れを取った建て主の気持ちを救う術は見当たりません。省エネ基準が出されて今ではそれも古く、次世代省エネ基準が当たり前になりましたが、岩手県内すべての住まいがその性能を満たしているかどうか疑わしきところもあります。そしていよいよ2020年には改正省エネ基準が義務化になりますから、建築基準法で厳格化された断熱性能の住まいしか建てられない事になります。当社では、どんどん基準が変わる度に古い性能の住まいを建てるのは地球環境を考えても良くないと思い、基準値を上まわる高性能の家造りに取り組んでまいりました。なので今現在新築でも大改修でも2年後の日本の定める省エネ性能は担保出来ています。更に大切なのが、そうした工事を行う職人の心と技です。以前の様に嫌々施工する人は居なくなり、重要なところを心得て、確りとした施工を笑顔でしています。しかし、2年後は益々住宅が高くなる気がして、恐ろしいですね・・・
2018.04.22 09:50
神棚取り付け
神棚を取り付けさせて頂きました。