解体で出てくる断熱材を仮設に使おうと思いましたが、この通り既存部に断熱が入っていませんでした。急遽好摩から取り置きの断熱材を運びました。



　借り住まいの仕切り壁は中古襖を並べて造りました。解体時に捨てずに取り置くとこうした利用が出来て便利です。
　
　

先日、起工式を豊斎いただいた八幡平市の大改修現場です。私はお腹の調子が悪くて参加できませんでしたが、緊急搬送される前からお打合せさせていただいておりました。入院後は佐々木と栗城の設計担当の面々が引き継いでくれて、私は病室で口を出すしか出来ない状態でしたが、そんな有様の杢創舎に大切なお住まいのリノベーション、大改修をご依頼していただけたことに、心から感謝いたしております。工期も先の長い可能性があるにも関わらず、冬越しのご承諾までもいただいてしまいました。まずは、借り住まい工事が先ですが、床下に敷き込む分厚い断熱材を、現場監督の藤原部長が言わずとも準備していると申しております。ご依頼いただけたご恩に報いさせていただくことが、我々、技術陣の人としての有りようではないかと思います。