昨日木材の清めを行った仙北の新築現場の基礎です。コンクリートが乾いて強度も出て来たので、そろそろ枠を外して整地をして足場を組む段取りへと進みますが、その前に、この基礎天端の凸凹を平らにするレベル均しを行ってからの枠解体となります。

　先日来何度も子仙北の新築現場に向かう構造材の刻み風景の写真を多用していますが、今日もまた、車椅子で墨付けに取り組む大和田の雄姿です。

原寸を書いてそれを測り確かめて間違いの無い様に梁材に墨を付けています。




時には、まだ刻み仕事に慣れない後輩の指導もしています。


定年退職した遠山棟梁もこうして、大和田の出来ない部分を担ってくれています。とてもありがたいことです。

　新築現場の刻みが順調に進んでいます。好摩の作業場は、刻む若い大工の活気で漲っていました。一緒に働く中堅熟練の大工も楽し気です。私の夢は、こうした様に大工職人の伝統の技を皆で守り後世に伝えて行くことです。なので、この写真を写せることに嬉しさを感じて、とても誇らしいものです。そうした気持ちで建てさせていただけるのは幸せで、感謝です。

　昨日の刻みと墨付け作業の写真で、この頑張りを紹介したくて、再度車椅子の大和田です。とにかく、こんな状況でも良く頑張っていると思います。しかも、墨付けできているのです。

　新築現場の手刻みが進みます。若手が溢れる場内のこの活気は、今日現在です。



新人の小畑。光付けも覚えました。

高橋は、2級建築士で、昨年は2級施工管理士も取得した頑張り屋さんです。

コペル君こと熊谷もこの中では先輩格です。その向こうで安保と高橋正先輩が刻んでいます。

車椅子に乗りながらも墨付け出来る日本に数少ない20代大工の大和田です。

仙北の新築では天候にも恵まれ、しっかりとコンクリート打設することが出来ました。





この後、コンクリート養生期間を経て、残りの外部土間工事となります。

仙北の新築の現場は、本日晴天のなか無事コンクリート打設しております。
（写真は先週打設前の状況です。）

　新築工事の刻みが進みます。20代の若手大工が集い競い合い切磋琢磨し、お互いに高めあいながら刻んでいます。すぐ横では70代の棟梁の目が光ります・・・笑

　墨付け刻みが進んでいますが、基礎工事も配筋検査無事合格で、明日から雨模様にて来週生コン打設予定を組みました。ベタキソの場合は土間の耐圧版からの反力が大きいので、耐圧版上の小さな立ち上がりだけでは強度不足になるので、地中梁を配した土間と一体化する強度の高い基礎を構造計算して自社施工しています。

　墨付けと刻みが進む仙北の新築工事です。