玉里の大改修現場で、今回壁に塗り込まれている土は、お客様の山の土だそうです。「白い土」だと聞いていましたが、見ただけではそうもみえず、塗って乾くと白くなってくるのかもしれませんね

確かにこれまでの赤とは違う表情です。そもそも土は、われらにとって大切な母なる大地です。その土を室内に命の力として塗り込んだ自然素材です。しかも人の手と知恵で塗られたものですから、健康無添加住宅ですね♪

岐阜の左官職人さんとその知り合いの若き関東の左官屋さんに混ざり岩手東和町の左官職人さんの4人で、連休返上で仕上げてくれました。

玉里の大改修現場でのもう一つの板壁仕上げの雰囲気です。

楽しそうな休憩風景です♪無垢の木と本物の土を扱う職人さんたちは、誰もが本当に良い顔しているものですね♪

この段階でも大工造作が続くのには理由があります。施主様の山の木を膨大にご提供いただいているので、残さず使い切るための努力が現段階も続いているのです。

足場が構造本体と絡み合うように組まれている大改修現場です。内装工事や左官仕上げもこの足場のお陰で連休中も進んでいます。

ご支給いただいた栗の床を張っていますが、乾燥による反りが強くて手直し調整しながらなので、難儀しているそうです。それでも1枚ごとに鉋を当てて貼ることが出来るので、大工さんの技術は凄いと思います。

玄関に御影石の敷きならべをしていました。石材は現地調達で、施主様のご支給とのことです。

大工工事大詰めの玉里大改修現場です。

玉里の大改修現場は少人数ながら同一メンバーで頑張り続け、1年間を要してしまいました・・・

玄関框が美しく取り付けられました。鉋は現地で掛けたそうです。

コンクリートを打ち終えて完成した車庫土間です。改修工事の良さは、現在ある建物を別目的の建物に再利用出来ることです。

コンクリートを打ち終えたところです。