建具の取り付けが順調に進んでいます。
建具が取り付けられると、ここは縁側です。昔懐かしい縁側ですね。私の子供のころの記憶でも、暖かな日差しに包まれて、猫の様に丸くなって寝た事を思い出す。懐かしく優しい気持ちになれます。最近の住宅雑誌では「家は器としての機能だけでなく、どう暮らすか、住み手に寄り添う姿勢が求められる」と云った文章をよく見かけます。私も同感なところはあるのですが、縁側の様な空間を日本人は手離さない方が良いのではないかと思います。そういえば、昨今はパッシブハウスへの注目が集まっていますね。周囲の自然力を住まいに引き入れることを古民家を通じても勉強できます。
流し前タイルを張るのは多能工拓也です。入社時は左官工事は全くの素人だったのですが、左官屋さんと一緒に仕事を行いながら技術を習得して今はこうして大活躍してくれています。これはなにより、快く教えて育てていただいた、浪岩左官さんに本当に感謝です。そして、小松左官さんにも同様に教えてもらってもきました。感謝です。