年末に二階へのお引越し荷物の搬入が始まる大釜の大改修現場です。あと1週間しかないので総力戦でがんばっています。(1階は来年1月完成です)藤原
恒例の現場の車両数ですが今日から増員になり広い駐車場もこの通りです。写真以外のところにもさらに6台あります…今日は15名の自社職人に加えて下職さん等大勢の職人が施工に入っています。
1階では自社製の杉の床張りが行われています。今日明日だけ2名の応援大工が来てくれたのでさらに勢いよく進んでいます。
そのうちの一人は若手大工です。今年の技能五輪で敢闘賞をとった20代若手大工です。
熟練大工と共に一生懸命がんばっています。
他の部屋ではナラの床板張り中です。とにかく人手が欲しいので弊社の建具担当職人も一緒になって張っています。腕が良いのでしっかりと張ってくれています。
その脇では二人掛かりで階段工事が行われています。
なんとか遅れを取り戻そうと、ものすごい速度と精度で進んでいます。
目を見張る早さで取り付いて行きます。
ちなみにこの階段材は盛岡市米内の無垢の赤松材です。表面が艶めいてとても美しい素材です。節もありますがそれすらも黒茶色っぽくきらめいて綺麗に感じます。間違いなく経年美化する素材です。年を経て美しくなる素材はいいですね。これからが楽しみです。
さて、台風のような1階の状況に対して2階では静かに手際よく淡々と仕上げ塗装工事が進んでいます。
来週前半には各種器具取付が待っています。
気持ちは、あと何日 あと何時間 あと何分という無情と感じるほどの押し寄せるプレッシャーに向き合い、急ぎながらも手戻りがないように一歩一歩慎重に、確実に歩みを進め前進していくイメージですね。やった分だけ終わります。
そして塗装が一段落したら、二階の各種家具工事や手すり工事なども待っています(塗装の作業性優先のために取り付けていなかったのです)
一方外部では玄関のポーチ土間工事も行われています。
寒い中ですが確りと工事してくれています。
あと1週間!まったく気が抜けない大改修現場でした。