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2021.03.31 13:33

赤松太鼓梁

これから大工工事が始まる浄法寺と雫石と大舘町の三現場の赤松太鼓梁の選別準備が始まりました。並ぶのが4mだけでなく、5m6m材も並ぶと凄い光景となります。車椅子大工がその間を車椅子でひょいひょいと動く様をみると自分も頑張らねばと元気を貰います。外で黄砂が降る中での作業ですが、小鳥たちも応援してくれて鳴き声が響き渡っている場内外でした。







 この曲がりを生かして使おうと、図面を書き換える事にしました。



 いったん広げて番付けを書き込むとまた桟積みして屋根の下に保管移動します。

 この後は、修正挽となります。




2021.03.30 09:21

飛行機雲

早春の季節の中を歩くと、空を見上げて足元を見直す事が多くなりました。思わぬ発見が多くあって、カメラが手放せません。一昨日は飛行機雲の多い日でした。花も色々と咲き始めています。


















2021.03.29 10:16

仮住まい造り続き

浄法寺地区での建て替え新築の為、仮住まい造りをしていましたが、大方完成したので、4月14日に拝んでお引越しして頂く段取りが進みました。

 仮住まいは夏の間を過ごして頂く事になりますが、川の傍なので涼しい風を呼び込めると思われます。ただ、虫が入らない様に網戸は欲しいものです。そこで、大工が現地の窓寸法を測り、網戸造りをしてくれました。

 古いサッシを取り置くと、何時かこうして役立つものです。それが何時かは誰にも分かりません。災害時も役立つ場合があるものです。

 2階の広い廊下に流し台とコンロ台を設置しました。トイレは、解体予定の住居の現在の建具を外して、壁代わりに囲い込んで作りました。

 元の階段が急勾配で怖いので、新たに付け替えて上がり易くなりました。
 米箱には自家栽培のお米がびっしりと入っていました。



 古材再利用の床は、引っ越し荷物置き場になりますし、下に農機具類を入れる事も可能です。丁寧な大工仕事だけでなく時にはそこにあるもので臨機応変に手早く造り上げる事も若手大工の勉強になったと思います。
2021.03.28 12:55

仕事場の窓の向こうに

 仕事場の窓の向こう側からの視線に気が付いてカメラを向けた所、猛禽類の鋭い視線と目が合ってしまいました。銀河鉄道の沿線脇なのですが、結構色んな生き物がやって来るところです。一応は盛岡市なのですがね・・・











 こいつものんびりと歩いていては危ないですね。外は危険が一杯です。

 事務所の中で、人の上着の上で寝転んでいるのが安全です。
2021.03.27 09:14

茅町の大改修第一期工事完成

 茅町事盛岡市材木町での大改修工事は、第一期工事完成し、4月10日にお惣菜屋の「おかず屋ゴーシュ」様が開店予定です。宜しければ是非足をお運び頂ければ幸いです。引き続き裏手の二期工事は進めさせて頂きます。





















2021.03.26 13:28

命を守る仕事

 渋民の新築工事現場に立ち寄って来ました。工事は構造金物の取り付けが完了して、2階の床根太取り付けが進んでいましたが、「この金物は何の為に取り付けられているか?」と質問してもなかなか即答できませんね。建築基準法で決められているから、指示された場所に指示された金物を取り付けるとの能動的ではなく受動的に行われる作業ですが、理由を知らないで単純作業をするだけでは、とてももったいないと私は思い、現場で言いました。「大きな地震が来た時に柱が引き抜かれて倒壊しない為に、住む人の命を守る大切な仕事をしているのです。」と、どこに何を取り付けるのかは、構造計算と法律を遵守している事で配置されているので、毎回の仕事の中で覚えようと啓発の言葉を掛けて来ました。















2021.03.25 09:56

仮住まい造り

 彼岸明けの昨日から、浄法寺での新築工事着手前の仮住まい造りをしています。と云っても元々の納戸小屋が裏手にあるので、そこに、現在の住居の荷物を置ける床造りと、2階に台所やトイレを設置する内容です。その前に色々な昔からのものを片付けるお手伝いもさせて頂きました。馬の蹄鉄造りをされていたとの事でしたので、本革の鞍まで出て来てお持ち帰りさせて頂きました。
















2021.03.24 12:05

猫柳

 好摩野長閑な田圃の畦道の線路沿いにネコヤナギが岩手山を背景に光っていました。正に春です。渋民の新築現場は昨日屋根を葺き終えていました。

















2021.03.23 09:57

タイトル通りの当社場内にある石の写真です。とりあえず使う予定は無くともここにあると云う事が何時か生かすことに繋がると思います。





 重機二台とフォークリフトが移動に活躍します。特にグラップルがあるので便利です。







曲がり木と姫神山
2021.03.22 11:07

巡る季節の風景

昼と夜の時間が等しくなる春分の日を過ぎて、この大地が斜めに傾いているのかと考えると太陽系惑星の配列の絶妙さと月がもたらす影響など微に入り細を穿つ自然の法則を知れば知るほど不思議さに神妙な気持ちになります。そして、それによる季節の巡りに満たされるこの地に住み暮らしていると大地にも天空にもその巡りの豊かさを感じる風景が春この季節にはありますね。
















2021.03.21 11:25

山暮らし見学

 昨日は、雫石町西安庭の奥地矢櫃ダムに至る道脇に住まいを新築して、山暮らしを満喫されている方のお住まいを見学させて頂きました。早春のまだ肌寒い季節の頃合いですが、室内は全室20度に均一されていて心地よい暖かさでした。床下に配置されたチューブ入りの水が30度に温められて自然放熱されている仕組みだそうです。自然界で比熱が一番良いのは水なのですとのご説明でした。羨ましいのは、シドケが取れる山が直ぐ脇にある事や、澤水の流れと山羊とポニーとの暮らしでした。見学の帰り道は矢櫃川の脇土手での蕗の薹取りが楽しかったです。


















2021.03.20 14:42

自主リハビリ

私は、左半身麻痺となって5年目ですが、五体満足な暮らしが本当に有難いことだと身に染みて感じています。その為、また何時かは復活して普通に戻りたいと願い、リハビリを頑張っていますが、時として自主的リハビリに取り組む事も多くあります。昨日は、動かない左手を無理やり開いて一輪車のハンドルを握らせて、荷物を運ぶことに挑戦してみました。また、療法士さんの付き添い指導で、高松公園のグランドを走るリハビリも継続中です。




 専務が庭の枯草や笹を刈り込んでいたので、その笹を山羊に食べさせようと運びました。



 なんとかバランスを取って無事運びました。

 喜んで笹を食べる「ゆきちゃん」でした。
2021.03.19 11:28

陽春の好摩

好摩の裏庭や田圃を歩くと陽春の陽に照らされて暖かく気持ちが良いですね。長く厳しかった冬も静かにその姿を消して春との季節換えを果たしてくれたと感じる気分です。庭のスノードロップも癒しと希望の花言葉通りで有って欲しいものです。

 春を告げる花と云われるスノードロップが咲いていました。





 樹皮を剥いて製材待ちの杉丸太も陽光に輝いています。

 渡り鳥の群れも好摩上空を鳴きながら飛んでいきます。

 久し振りにここを一人で杖を付きながら歩きました。

 静かにしていると、鳥たちに囲まれます。

 夕方の岩手山の姿も素敵です。

 姫神山も望める立地です。今はもう写真の雪は無く溶けて大地に沁み込み湧水となる頃だと思います。

 春の新月です。
2021.03.18 13:34

春を感じる写真

 今日は、リハビリ病院の診察日でした。雫石町にある病院へ行き、戻りは玄武洞温泉方面の道路を春を感じながらドライブして来ましたが、途中「花工房らら倶楽部」に寄り道して春を感じる花の写真を写して来ました。

 好摩の福寿草も黄色く膨らんできました。

 サンシュウユも同様です。

 らら倶楽部の「碧いうさぎ」です。













 道中の道路脇には蕗の薹が出ています。
2021.03.17 14:03

大工の顔ぶれ

 昨日と同じく、車椅子大工のバスケット仲間の素敵なカメラマンさんに写していただいた、現場で働く大工の面々の写真をご紹介させて頂きます。


















2021.03.16 09:59

建て方時の写真

 渋民の上棟現場の写真を車椅子大工の車椅子バスケ仲間の方が撮影してくださいましたので、今日はその素敵な写真の数々を使わせていただきます。










 構造計画図を書いたので、建て方時はやはり気になって現場に必ず立ち会う大和田です。

 不整地も臆することなく平然と移動しています。








2021.03.15 11:22

花巻の完成見学会

13日14日と二日連続の花巻の完成見学会を無事開催させて頂きました。ご予約ご来場頂きました皆様に心より感謝御礼申し上げます。今回の新築現場を打ち合わせ設計し現場管理も自身で行ったのが藤原大智工事部長です。入社15年ですが、入社時は建築とは全く畑違いの人文学部卒でしたが、基礎現場での配筋工事など私と一緒に汗を流し建築を一から学び覚えて何時しかこうした様に人様のお住まいを建て仕上げる事が出来る様になったものです。家造りが本当に目まぐるしく変遷を遂げる現代になり、それに追随して確かな省エネ住宅を造り上げる知識は我々古参には難しい事ばかりです。自然の無垢の木を丁寧に扱い昔からの流れを伝統と云うなら、過去があっての今現在です。それを未来へと紡いでいく為の今であるならば、往古の技術と今この瞬間を融合させて行くことも必要だと感じるのでした。更に加えて書くと、地球温暖化をなんとか阻止するべく、再生可能エネルギーへの取り組みもまた歩みを進めたいと思います。



 当社家具担当の柳村も孫家族を連れて見学に来てくれました。双子ちゃんの良いお爺さんです。

 何時もお世話になっている(株)一戸製材所の梅垣社長さんが、宮古の佐藤珈琲店さんに作って貰ったコーヒーパックを持ってきてくれました。





 庭木植え込みもしています。



 この照明の受けポールがスライドできると説明実演中の藤原大智です。杢創舎工事部長です。
2021.03.14 17:12

建て方開始

渋民の新築工事現場は、無事棟上げしました。若手が手刻みして組み上げました。そして中途入社大工が初の墨付けに取り組み自身でも刻み建て方にも参加して、若手と共に無事組み上げましたから、育てようと思い考え取り組ませた我が想いが形となって現れた事への感慨深さは一入です。今後も世の流れとの逆風に向かい荒波に漕ぎ出そうとの強い信念で望まんと思う次第です。


 夕日に染まる上棟現場でした。



 写真内には20代の新卒大工の面々が三人で、カケヤを振るいます。



 柱と梁のホゾ差しを確認して最終調整している作業です。

 手刻み時に花栓の収まりを確認しているところです。

 無事問題なく組み上がりました。刻み時に一度組んで確かめる事が建て方時に安全に確かな作業が進みます。

 夕日が現場内にも差し込みます。



 墨付け担当大工の佐々木秀謙です。通称ヒデと呼んでいます。
2021.03.13 14:21

枯草の下







 続いていた晴れの日も、休息という事で小雨まじりの好摩です。まだ白っぽくなった枯草がふさふさと地面を包んでいますが、着実に春へと季節が進んでいるようです。
 本日13日、明日14日は花巻の新築の予約制完成見学会となります。ご来場される皆様、どうぞお気をつけてお越しください。(栗城)
2021.03.12 11:58

南部赤松伐採地確認

 昨日は、盛岡市米内の中津川上流の山に赴き、今年購入する赤松の伐採地を見学させて頂きました。盛岡藩家老の雑記からも、盛岡の街は長年大雨による水害に苦しんできた記録が残ります。近代になると、重機が活躍して、川底を掘り込んで改良したり、コンクリートブロックを積み上げる護岸工事で対処療法をしていますが、大正時代には、この地を購入して山に木を植えて整備する事で水害の原因を解消してきた先人の鋭い慧眼があって、正に正鵠を得る取り組みだった証が、今現在盛岡の街は水害から守られています。その木が90年育ち私たちの目の前に積み上げられているのです。この90年盛岡の街を守り、空気を造提供してくれた材でお客様の住まいをを建てさせて頂く事になりますから、心を込めて大切に扱わせて頂きたいと思います。

雪解け水が凄い勢いなので、ここを車で渡って伐採地に向かいました。



 



 伐採地は驚くほど物凄く急峻な所でした。

 説明を受けているところです。スタッフの面々にもこうして直接伐採地を見学させて、空気感を感じてもらう事は大切な事だと思います。



 この曲がりが駄目だと思って2mに切ろうとしていたそうです。我々の様に太鼓梁で使うものとしては、この位なら真直ぐに見えますから短く切らなくても大丈夫です。できるだけ育った姿のままに生かして扱わせて頂きたいものです。これが、我々が山に向かい山の人と話をする良さです。

 数十年後のここの杉は相当立派なものになっていそうですね。
2021.03.11 12:15

馬搬杉丸太到着

 馬搬の杉丸太を購入しました。4mと6mの直材です。1年前の新月に伐採されて葉枯らし乾燥された丸太です。そして、今朝は赤松の伐採現場を見学して来ましたので、明日の更新で写真をご紹介させて頂こうと思います。







 馬搬材とは人が伐り倒した丸太を馬を使って運び出した丸太の事です。

 材としての出所は遠野の国有林品です。
2021.03.10 12:47

花巻の新築住宅完成

今週末完成見学会を予定させて頂いております。花巻の新築工事の完成した雰囲気をご紹介させて頂きます。感染予防の都合上完全予約制ですが、有難くもご予約は両日共に埋まりました。また、現場は渋民の新築工事の建て方が始まりましたが、現場の足場から望む岩手山が夕日で美しくて、素敵な眺めです。それらの写真をどうぞご覧ください。










2021.03.09 11:48

好摩の裏庭

 風は冷たいですが、陽気な春の好摩の裏庭を散歩して、色々な自然の姿を写してみました。

 サンシュウユの木です。

 芽が膨らんで、黄色の花が咲きそうです。

 青空に向かい蕾の膨らみが勢い良いです。

 カサカサと羽音がするので誘われてカメラ向けたら笹の葉が光っています。

 遠くばかりでなく足元に目を向けると苔と落ち葉が絡んでいました。

 栗カッツァがありました。

 枯葉が春風にはためいていました。

 紫陽花がドライフラワーになっています。

 梅も膨らむ兆しです。絡んだ弦草の捻じれが面白いです。

 夕焼けも見られる季節です。日が長くなったのを感じます。
2021.03.08 10:54

取材日

 先週は、岩手日報さんの取材を頂きました。県産材を使用する事に関しての取材でしたので、補助金目的ではなく地球環境に良い事を優先としての取り組みですと、その内容をきちんとお伝えし、その後本物の無垢の地場材を手刻みしている作業を見て頂きました。


















2021.03.07 12:17

宮古市へ行った日

 昨日は宮古市へ行って来ました。新しい区界トンネルは本当にあっという間に区界高原をぬけますね。でもその後の道中は、まだまだ道路工事中でしたから、業者さん方の必死の苦労が感じられます。そして、前出のさとう珈琲直売所さんにも顔出しして、送っていただいた杢創舎名入りオリジナルコーヒーの御礼もさせていただきました。戻りは夕刻の夕日に染まる高松公園の空を眺めながらの一日で有りました。

 佐藤衣料店さんです。ここがさとう珈琲直売所さんとなります。

 店主の佐藤さんです。明るく会話が弾む楽しい方です。

 素敵な店内です。



 陽光に輝く閉伊川でした。

 気が付くと夕日の盛岡に戻りましたが、道路事情が良くなると更に宮古とは近くなると思います。

 高松の池と岩手山です。

 白鳥は旅立ち準備ですかね。

 この時間は良い感じになりますね。

 高松公園の空をオレンジ色に染め上げる夕日です。
2021.03.06 09:38

車庫床補強工事

昨日は、岩泉町の車庫の床補強工事現場の確認と、新規修繕打合せに行って来ました。そして、夫婦で学生時代の懐かしい道を歩き、思い出にふけって来てしまいました。とても暖かくて、春が来たのは間違いないと感じます。ただ、名残雪との可愛い名ではない、毎年の春のドカ雪が何時来るのかと気になります。

 ワカサギ釣りはまだ頑張る人が見えました。でも氷の表面に水が見えて怖い感じです。

 工事前日の準備風景です。軽量鉄骨の鍔を切り落としています。

 上のCーちゃんで車庫入り口の補強カバーを被せました。

 この車庫の床下の構造部を補強しています。

 ここが既存部の受け梁です。

 車庫床根太スパンが1間飛んでいるので、中間に受け材を補強で入れて、3尺スパンの根太間隔としたので、車荷重的には大丈夫となりました。

 庭に咲いていたのは蝋梅でした。





 清水川が雪解け水で輝いていました。





 懐かしの、かようなへの山道です。
2021.03.04 09:35

窓から見ゆる山々

すっかり春めいてきましたね。自宅の窓からは、高倉山・三角山・丸森山に秋田駒ケ岳が望めます。特に朝は、白峰に朝日が当たってとても神々しく輝きますから、春が来たぞと感じる瞬間が増えています。岩手山も同様です。
















2021.03.03 11:59

鉋掛け

 手刻みには必ず鉋を掛ける場面が付いて回ります。大工の醍醐味でもある様な気がしますが、ひと昔もふた昔も前であれば、普通に成されていたことが急速に消失してしまっている今この時でも当社の作業場では、コツコツと取り組まれています。





 鉋を掛けた槐の柱です。

 暑くて汗が出ると云いながらの半袖姿でした。

 もう直ぐ傘寿の自分の倍以上を生きる棟梁に、息を止めて一気に掛けろと気合を入れられていました。

 昔は、こんなことしてたら怒られたものだとの棟梁の厳しくも暖かき教えが生き生きと存在しています。

 さて、教えられたとおりに頑張ります。

 息を止めて一気にって思うほど簡単には出来ません・・・



 フワフワで薄削りながら、幅がもう一つと本人が申しておりました。

 これも槐の木の大黒柱です。削ろう会レベルにはまだまだこれからですが、目指して頑張ろう
2021.03.02 09:37

手刻み終盤

 渋民の新築工事の構造材の手刻みが大方で、終盤追い込みです。期限内の完了が難しいと感じた車椅子大工が、とうとう自ら車椅子に乗りながらも手道具を手にして奮闘開始です。しかも後輩の指導にも熱意を感じる場面が多々あります。今日はそうした写真の数々をご紹介いたします。
















2021.03.01 09:46

ムク杉材の抗ウイルス性確認

表題の見出しの記事がメールで届きました。九州大学農学研究所で、インフルエンザA型ウイルスを用いて杉材の抗ウイルス性に関する実験を行い、感染力を99.9%以上低下させることが確認されたそうです。杉は、黄色ブドウ球菌の培養実験で、抗菌作用が有る事が実証されてもいるとも書かれており、新型コロナウイルスと同様にエンベロープを持つインフルエンザウイルスで抗ウイルス作用が確認できたことで、新型コロナウイルスにも同様の効果が期待できる雰囲気です。自然由来の災厄に自然の無垢の杉で対応できるとしたら、凄いことですね。今後の実験の成果が世に出てくることを切望して止みません。亜寒帯地域からの大規模伐採自然破壊を行った木材を輸入して使うのを止めて、近場の山の木で家を建てるべき時代です。




 杉の調湿性と芳香が関係しているのではないかとの事です。


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