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2024.02.03 10:51

造作加工各種

新築工事中なので、現場に向けて納める窓枠やカウンター類の造作加工が進められています。老いも若きも合交流連動する明るく賑やかな場内です。






















2024.02.02 14:43

木造三階建て現場木造その後の経過

先日ご紹介させて頂いた盛岡駅西通りの新築工事のその後です。木造三階建ての屋根断熱や防湿工事が完了して、その際の足場があるうちに天井の防火面材となるPB張込みが進んでいます。先の大きな木の枝が広がる様な木組みが見えなくなるのは一抹の寂しさを感じますが、隅棟の株に化粧板の取り付けが予定されているので、その名残は残ると思われます。写真にてご覧いただければ幸いです。








2024.02.01 09:40

棚造り

刻みが進む場内のその横で棚造作工事が進んでいます。今回は建具も造り付けての納品予定なので、建具屋さんの応援をお願いしています。何時もお世話になっている菊池木工さんです。古建具の再生は自社建具職人が担当しますが、新規建具造作は何時も依頼しています。










2024.02.01 08:40

五徳鉋

大工の手道具に、五徳鉋と云うものがあります。現代ではその製作者職人が激減して、世の中に一人しかいないとの噂です。この様に、大工の技術の伝統の継承を目指すと課題山積で、世の中の認知度が低い事に加えてそもそもの手道具を造れる職人が居なくなる事での大工技術の消滅の危機が怖いです。大工が地元の木を扱う術が無くなると、重要文化財建物の維持管理はむろん、一般民家の補修修繕も叶わなくなり、地元の山の適正保存並びに更新にも影が差し、自然災害の猛威となって人々に還って来る可能性が増して来ます。それを含めても、大工の手業を未来へと繋いで、大工が地元の山の木で住まいを造り町を作る事を大切に守り続けなければならないと思うのです。今日の写真は当社の若手大工が五徳鉋を扱う仕事風景です。












2024.01.31 11:05

桜材補強板張込みの続きです。

前の日記の続きです。

厚板を張り付けたので、大急ぎでクランプで締め付けています。

車椅子大工も車椅子に乗りながらこの作業です。

よくぞこのれだけのクランプがあるものだ!



見えないところも大切と頑張っています。
2024.01.31 10:59

連携プレイ

桜材を何が何でも使う理由があります。元の園庭の桜の木だからなのですが、いざ使おうと加工するとかなりの難儀材です。洞が有った部分は当然の如くですが、その周りは割と確りしているので、丈夫な板を張り付けて補強する作業を大勢の連携プレイで行う場面に遭遇してシャッターチャンスでした。



この板を張り付ける打ち合わせをしていますが、接着樹脂は直ぐに乾いて大変だぞと注意されていました。





テープを張り、樹脂材を温めて張り付ける準備しています。

応援隊が大集合して、それぞれが塗り込む準備完了です。

車椅子大工が接着樹脂をそれぞれが手にするベニヤ板に流し込みます。

皆で練って練って

せーので塗り込みました。

塗り込みの間に車椅子大工は板の所にスタンバイして

これまたせーのっ!と掛け声宜しく厚板を貼り付けました。

そして止め付けです。

この後も連携作業が続きますが、次回に持ち送ります。
2024.01.31 09:57

続き

季節狂いは渡り鳥や昆虫もなのです。この時期の北帰行は見た事ないし、クワガタムシまで発見です。今朝の日記の続きでした。









2024.01.31 08:18

季節狂い

昨日場内をリハビリ散歩すると、蕗の薹が出ていたり、木々の蕾が膨らんで蜜が出始めていたりする季節狂いの光景に出逢ってしまいました。暖冬とは言え季節は冬ですからそれなりに寒く、薪のご注文もそれなりに頂いております。一棚1㎥¥22,000で、当社建築のお施主様に限り搬送費無料とさせて頂いております。今もガンガン薪割り中なので、今年の分も十分ストック出来ていると思います。


















2024.01.30 11:48

宮沢賢治さんを見習い

岩手山に雲掛り雲影を写すに際し、心の中で手本としたのが宮沢賢治さんの心象スケッチやおきなぐさの文面です。













2024.01.30 08:45

子供の椅子70個

有難くも、園児用の多目的椅子を70個オーダー頂きました。多目的とは、立てての椅子は座面高さがその向きで変わり、横にして椅子の背面板が、踏み台になる工夫の椅子です。参考サンプルは集成材でしたが、岩手県産材の杉無垢板での造作です。パーツの準備をした段階は大量迫力でしたが、造り込みが進んで大分少なくなり先が見えて来ました。































2024.01.29 12:52

28日日曜日の朝

昨日は日曜日で休みましたが、朝は月一で行くと決めているいなだコーヒー舎のモーニングでゆったりとした時間を過ごしました。ブレンドコーヒーからキリマンジャロにオーダーを切り替えて待っている間に外を眺めると、綿雪が静かに舞っていました。このお店は朝7:30からの開店なので、その時間に合わせて行くとその後の自由時間が長い楽しい一日を過ごせるのが気に入っています。勿論美味しいモーニング目当てでもあります。















2024.01.29 09:29

古建具手直し

先日選別した古建具を再度建物に使用するために手直しを行っています。木で出来ているのと、木組みで組まれているので、ビスや釘を使用したものとは違い分解のし易さがあります。高さを詰めるにも無垢の木同士なので、次ぎ合わせ部も分からないほどに美しく出来てくる様に驚かされます。また、以前改修現場で外した外壁板を取り置いていたものが、建具の板と合うので取り換えに使える事にもなりました。かなり腐食が進んだものでも直せます。ご自宅でこれはどうなんだろう?直せるのかな?みすみす捨てたくないなと思われている方は宜しければ是非お問い合わせ頂ければ幸いです。


















2024.01.27 10:13

桜の曲がり梁

瘤鳥を終えた桜の曲がり梁の加工が進みました。車椅子でこの作業が出来ているのが凄いと思います。










2024.01.27 09:35

桜材のこぶとり

園庭のキャノピーの桜材の瘤を車椅子大工が手鋸で切り取ろうとして難儀していましたが、応援でチェンソーを手に田村部長が手伝い掃除まで最後まで応援していました。「なに写してんの!」とカメラを向けると嫌そうにしながらも笑います。












2024.01.26 15:48

新規動画掲載

昨年末竣工の二棟の大改修工事の竣工動画をYoutubeチャンネルに公開いたしました。是非ご覧いただけたら幸いです。

 ●盛岡市「地域に愛された精米所と母屋面影残し大改修」
  https://www.youtube.com/watch?v=m4x4UbbAg4c

 ●九戸村「築300年古民家大改修 マイナスイオン健康住宅」
  https://www.youtube.com/watch?v=vp_ga1EXsmc

2024.01.26 13:16

半世紀前のメッセージ

本日の写真の本は。1975年発行と記載されている50年前の書籍です。日本が農地を捨てて日本列島を通信網交通網の充実した工業都市へと造り上げて行こうとしているその時に、我々は日々何を食べて生きているのかと警鐘を鳴らし、飛行機飛び宇宙へ行こうとも、新幹線が中央と地域を繋ごうとも、農地に緑あふれる日本列島が無くなって良いのか良い筈が有りません!とその様な内容が切々と説かれている本です。半世紀も前からの的を得た指摘内容が、現代の抱える寂し気な町中の景観と融合してきてしまいます。こうした問いかけに耳を貸して良い未来を創り上げるべき政治家の方々が裏金創りに懸命になっている現代の闇を何とかせねば日本は農業以上に衰退してしまうぞと、地球温暖化で暖冬の雪の無い外を眺めながら思うのでありました。これらの本は好摩の杢創舎文庫の本棚にありますが、何時でもご自由に手にして頂く事が出来ますので、宜しければ春になりましたら、遊びに来てみて頂ければ幸いです。


2024.01.25 12:02

木造三階建て現場

現在新築工事中の盛岡駅西通りの新築住宅は木造三階建てです。地下を鉄筋コンクリート造とする混構造の三階建てではなく、地面より下がる部分にコンクリートの壁を設けて土圧を負担する方式で、地下1階の主構造も木造とした純粋な木造三階建て構造です。圧巻なのは、三階の屋根組です。地下の地中梁上に建つ木構造と土留めコンクリート構造が分かる写真と共にご紹介させて頂きます。地下1階から地上2階の三階屋根中央部まで延び上がる1本の八角形大黒柱も当社手加工です。





















2024.01.24 13:15

寒波の雪景色

今年最大級の寒波との報道が出ていますが、私達からすれば何時もの冬景色です。何故か一安心してしまいました。








2024.01.24 11:51

床スリットメンテナンス

床下エアコン等の暖気吹き出し口となる床スリットのメンテナンスを行っています。メンテナンスと書きましたが、殆ど造り直しです。職人は切なそうに訴えます。「制作時は、見た目のデザイン優先だったので良くない、理に適う強いものを考えました。」と!聞く私は頼もしく思いながらも、この細かい材の大量の数々に見入ってしましました。木組みの迫力を繊細さとの言葉で比較されることも良くあるのですが、デザインと強度も気配りの繊細さで比較すれば、強度が大切と思えるものです。木組みの構造体も然りですね。





穴のままだと危険なので、仮の蓋をさせて頂きました。














2024.01.23 17:11

手刻みと難解墨付け

車椅子大工が付けた墨を手刻みする姿がある横で、車椅子大工は桜の曲がり材の難解な隅受けに取り組んでいました。このアーチの下を潜り抜けて登園する園児たちにも大工の手業の楽しさが伝わる事を期待しております。

























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