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2023.11.13 08:27

すすきと桐板

木枯らしに震えるススキが深まる秋を告げてくれます。いおよいよ雪も降って来ました。四季が巡るのは自然界の通常の姿なのですが、今加工中のこの写真の無垢の桐板は、九戸の大改修現場の腰板となる現代ではとても貴重な材料です。お施主様手持ち材の支給なのですが、桐の無垢板なんて世の中にもうないのではないでしょうか?地域には普通にあった時代も存在したのですが星霜移り変わり人心が自然素材から離れてからは滅多に手にする事の出来ないものとなってしましった様です。このままでは、今現在普通に我々が扱っている赤松や欅に杉などもそうした運命の巡りに会わなければよいがと懸念してしまいます。そうならない手法として、大工が手で加工する技術の継承を続ける事では無いだろうかと思えてなりません。そして、その提供される自然素材の家を皆様が好んで選んで頂く事なのです。何卒よろしくお願い申し上げます。

















2023.11.11 12:05

今年も薪丸太入荷

今年も薪丸太入荷いたしました。今回は玉切りされている状態で、大小樹種様々です。昨年のナラとサクラは全て割って薪として完走し、1㎥¥22,000にて販売しております。












2023.11.11 09:09

秋深し裏庭の光景

秋も深まって風に落ち葉が車窓のガラス前で舞う姿が多くなってきました。そんな秋深まる好摩の裏庭の光景を写しました。引っ越して来た時、ここは本当に何にもない前の住人がゴミの山にしていたところでした。基礎工事の残土を運び込んで土を盛り上げて、解体現場で捨てようとしている樹木を譲り受けて自分で運んで一人で植えた思い出が蘇ります。20年でこんなに茂って大きくなりました。
しかも、ハタケシメジが出る森になって小鳥が集まって巣が出来ています。今後の課題は手入れです。元気だった頃のように体が動いてはくれそうにないのですが、片手でも頑張ろうと思っています。












2023.11.10 17:02

イベント材提供

とあるPTA様からのご依頼で、キャンプファーヤ材をご提供販売させて頂きました。製材の背板に関わらず、丸太の切り落としもこうして役立つのは嬉しいです。3枚目の写真は場内のメタセコイヤですが、数十年後は4枚目の写真の様に大きくなるはずです。生きているうちにこれを見れたら最高です。






2023.11.09 11:58

落葉松

北原白秋のからまつはさみしかりけりの詩を思い浮かべる季節に入りました。初霜の盛岡の今朝の空は、絵筆で書いたかのような雲が何筆も流れる様に描かれていました。有名な詩ですからコピー掲載させて頂きました。

からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。


からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。


からまつの林の奥も、
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。


からまつの林の道は、
われのみか、ひともかよひぬ。
細々と通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。


からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり。
からまつとささやきにけり。


からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのそのまたうへに。


からまつの林の雨は、
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。


世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
















2023.11.09 09:34

九戸木工女子部ご来訪

昨日、一の塀製材所の梅垣社長さんの引率で、先日テレビで紹介されていた九戸木工女子部のお二人と地域おこし協力隊の御一人が、弊社を見学に来てくださいました。4枚目以降の写真は、薪搬送準備で軽トラに棚事積み込んだ薪の写真です。1㎥で¥22,000にて販売しております。それと搬送費が届け先で違いますが、盛岡市内へは¥10,000~とさせて頂いております。現地での棚積み込み手間も別途お見積りとなりますが、弊社のお施主様は搬送費無料サービスさせて頂いております。ご用命御座いましたら何卒よろしくお願い申し上げます。











2023.11.08 13:41

二重丸

昨日の好摩上空に綺麗なアーチが架かりました。しかも二重です。こどもの様に何か良い事ありそうで嬉しくなりました。その日とは別ですが、好摩の裏庭にも陽が射し混むと神々しい光景が出ます。
















2023.11.07 14:00

端材と呼ばれる木材

場内には、各種制作時の木の切れ端材が所せましと積み置かれています。悲しいかな端材と呼ばれます。でもそれらをこうして並べて見ると、捨てるところ無く、使える物なのです。今のうちに毎回造る照明器具枠類用の板を準備しようと写真の様に場内の各所から集めて来てその準備をしていました。どこかで木の板を買おうとしても買えないのが現代ではないでしょうか?それがこうしてこんなにたくさん端材と云う名でここに存在しているなんて凄い事の様に思われてなりません。











2023.11.07 10:12

啄木の駅、渋民公園

見学会の後の休憩で一息入れに来たのが、啄木の駅渋民公園でした。春は満開の桜で華やかな公園ですが、秋はこの紅葉です。岩手県は本当に自然の美しい国だと思います。




















2023.11.06 13:48

技能五輪練習風景

技能五輪全国大会まであと二週間と迫って来ましたので、車椅子大工が陣中見舞い応援に駆けつけて来た様です。その際に写した練習風景の写真が届きました。競技本番は11月17日18日です。専務と私も応援で愛知に行く予定です。
















2023.11.06 12:39

赤ちゃん来訪

 好摩の大改修完成見学会には、赤ちゃんの来訪もあって、専務が嬉しそうに抱っこさせてもらいました。完成見学会の筈が、未完成部分もあって、本当の竣工は来週月曜日となります。その分、無暖房でも雨が降る外の冷たさ寒さとの違いを体感して頂ける状況でした。














2023.11.04 16:35

完成見学会

昨日今日と二日間の好摩大改修住宅の完成見学会を無事開催させて頂きました。ご来場いただきました皆様に感謝いたします。そして何にも増して快く会場提供を頂きましたお施主様に心より感謝御礼申し上げます。子供たちがかくも楽し気に遊ぶ見学会場でありました。レトロガラスが目を惹く部分が沢山ありました。














2023.11.02 15:08

岩手山シルエット

先日写した岩手山のシルエットです。見る時間で同じ方角で同じ山なのに見せ場がかくも変わりますね。








2023.11.02 09:28

初リノベ

23年前の創業時、初めてリノベーションさせて頂いた平屋のお住まいを久し振りに訪ねて外から感慨深く眺めてきました。庭がとても良い感じに造られていて素敵な暮らしをされていると感じて参りました。創業当時から、地元の山の木で大工職人が手業を駆使して環境に配慮した化学的新建材に左右されない住まいを住む人の生活環境にも最適な健康住宅を造らせて頂きたいとの想いでした。今現在その思いは更に高鳴ります。


















2023.11.01 14:57

組子障子の箱

先日もご紹介させて頂きましたが、組子障子を箱組して飾り箱として再生してみました。これが解体現場で捨てられる寸前でしたので、救い出してとても良かったと思います。






2023.11.01 13:09

晴れの日は雲染まる

秋晴れの好天の日は夕刻雲がオレンジ色に染まります。




















2023.11.01 12:28

今年の技能五輪全国大会課題

11月に入りました。今年も技能五輪全国大会建築大工部門に当社からも選手が出場致します。写真は練習中の今年の課題です。これを当日発表される変更及び追加個所を想定予測しながら毎日課題造りに取り組んで訓練を重ねています。金賞目指して頑張る若手大工です。




2023.10.31 13:42

濃霧

今朝も濃霧でした。






2023.10.31 09:19

九戸の大改修現場

春から工事着手している九戸の築300年のマンサード屋根の納屋を住まいへと大改修中の現場も大工工事が進められています。その現状を写真でご紹介させて頂きたいと思います。2階のマンサード屋根の形状のままに背板の波板張り板を重曹で洗いクリアー塗装仕上げをしたところとても印象的な雰囲気に自然変化しています。
















2023.10.30 11:28

引き出し造り総動員

今週末見学会予定の好摩の大改修現場の吹き出し造りを大工が熟練も若手も総動員でっ取り組んでいました。そして、2階の元床の間部のビフォーアフター写真も掲載させて頂きます。











改修前の南西角は床の間でした。書院障子は別途再利用させて頂いております。

この様に階段室に改修されて、窓から何とか岩手山が望める様です。
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